Rfm 1.4をインストールするには
Rfmはバージョン1.0が2007年7月に公開されて以来バージョンアップは行われていない状況ですが、オリジナルバージョンとは別にLarry Sprock氏によりGitHub上でメンテナンスが行われています。
https://github.com/lardawge/rfmで公開されているlardawge版Rfmの最新バージョンはバージョン1.4.1.2です(2011年2月現在)。以降、ここではこのlardawge版RfmをRfm 1.4として説明を進めていきます。
Mac OS X Snow Leopardの場合、RubyやRubyGems(およびRuby on Rails)が最初から組み込まれているので、Rfm 1.4をインストールするのはとても簡単です。インターネットに接続している状態で、「ターミナル」アプリケーションを起動して「sudo gem install lardawge-rfm」とコマンドを入力します。sudoコマンドを使うため管理者権限が必要であり、管理者権限を持つユーザーのパスワード入力が必要ですが、しばらく待てばRfm 1.4をインストールできます。
$ sudo gem install lardawge-rfm Password: Successfully installed lardawge-rfm-1.4.1.2 1 gem installed Installing ri documentation for lardawge-rfm-1.4.1.2... Installing RDoc documentation for lardawge-rfm-1.4.1.2...
Rfm 1.4のREADMEでは「gem sources -a http://gemcutter.org」を実行する必要があるように記述されていますが、(2011年2月時点では)特にこのコマンドを実行する必要はありませんでした。
問題なく処理が進めば「/Library/Ruby/Gems/1.8/gems/lardawge-rfm-1.4.1.2/lib」のディレクトリ以下に下記のファイルが見つかるはずです(インストールしたRfmのバージョンが1.4.1.2の場合)。
$ ls -R /Library/Ruby/Gems/1.8/gems/lardawge-rfm-1.4.1.2/lib rfm rfm.rb /Library/Ruby/Gems/1.8/gems/lardawge-rfm-1.4.1.2/lib/rfm: database.rb error.rb layout.rb metadata record.rb resultset.rb server.rb utilities /Library/Ruby/Gems/1.8/gems/lardawge-rfm-1.4.1.2/lib/rfm/metadata: field.rb script.rb /Library/Ruby/Gems/1.8/gems/lardawge-rfm-1.4.1.2/lib/rfm/utilities: case_insensitive_hash.rb factory.rb
なお、Rfm 1.0の場合は下記の通りでした。
$ ls -R /Library/Ruby/Gems/1.8/gems/rfm-1.0.0/lib rfm.rb rfm_command.rb rfm_error.rb rfm_factory.rb rfm_result.rb rfm_util.rb
Rfm 1.0とRfm 1.4ではファイル構成が変わっていることが分かります。