Windows VistaでRfmのソースコードを読み始めるには

Windows Vistaでは、Rfmのソースコードを取得する前にRubyRubyGemsをインストールする必要があります。

RfmのWebページではOne-Click Ruby Installer for Windowsが紹介されていますが、現時点では公式に配布されているOne-Click Ruby Installerに含まれるRubyのバージョンが古いので、ここではActiveScriptRubyを使うことにします。

ActiveScriptRubyは下記URLで配布されています。
http://arton.hp.infoseek.co.jp/indexj.html

現時点ではRuby 1.8.7-p72を同梱したものが最新版で、ActiveScriptRubyにはRubyだけでなくRubyGemsも含まれています。

なお、下記URLから入手できるファイル チェックサム整合性検証(FCIV)ユーティリティを使用すると、Windows環境でMD5チェックサムを確認できます。
http://support.microsoft.com/kb/841290/ja

FCIVユーティリティは、「コマンド プロンプト」を起動して使用します。ファイルのチェックサムが一致しているか必ず確認しましょう。

C:\>fciv.exe ActiveRuby.msi
//
// File Checksum Integrity Verifier version 2.05.
//
68dc48831b12343a368d8fb7b68a2df2 activeruby.msi

チェックサムを確認した後、「ActiveRuby.msi」をダブルクリックしてインストール作業を行います。インストール作業が成功すれば、「C:\Program Files\ruby-1.8」以下もしくは指定したディレクトリにインストールされたものが見つかるはずです。

Rfmのインストールにはgemコマンドを使いますが、Windows VistaRubyGemsを利用する場合にはプログラムメニューに登録された「ruby console (Administrator)」を選択して実行する必要があります(gemコマンドでインストールやアンインストール作業を行う場合以外は、「ruby console (Administrator)」ではなく「ruby console」を使います)。

ruby console (Administrator)」を選択して起動した後、インターネットに接続している状態で「gem install rfm」とコマンドを入力すればRfmをインストールできます。

C:\Windows\system32>gem install rfm
Successfully installed rfm-1.0.0
1 gem installed
Installing ri documentation for rfm-1.0.0...
Installing RDoc documentation for rfm-1.0.0...

問題なく処理が進めば「C:\Program Files\ruby-1.8\lib\ruby\gems\1.8\gems\rfm-1.0.0\lib」以下にRfmのソースファイルが見つかるはずです。