lardawge版Rfmについて

Rfmはバージョン1.0が2007年7月に公開されて以来バージョンアップは行われていない状況ですが、オリジナルバージョンとは別にLarry Sprock氏によりGitHub上でメンテナンスが行われています。

このlardawge版Rfmのレポジトリはhttp://github.com/lardawge/rfmで公開されています。2010年6月現在、lardawge版Rfmの最新バージョンは1.4.0です。

XMLパーサーをREXMLからNokogiriに変更することで高速化が図られている他、Rfm::ServerクラスでSSL接続が機能するように修正されています。その他にも、Rfm 1.0における不具合がいくつか修正されていたり、リファクタリングが進められています。GitHubではソースコードの差分や過程をWeb上で簡単に確認できるので、Rfm 1.0と最新版の差がどのようになっているのか追いかけていくのも非常に面白いと思います。

さて、このRfmですが、将来的に設計を再構築して、Railsに最適化する計画があるそうです。http://github.com/lardawge/rails-fmに気になるレポジトリも作成されており、今後の動向が注目されます。